引越し当日には思わぬトラブルが起きる可能性があります。
そこで今回はもし引越しの荷物の積み残しがあった場合について
紹介していきます。

引越し業者は荷物を運ぶプロではありますが、あくまで人なわけで
ミスをすることもあります。このミスをした時に依頼主側がどうしたら
いいのかってその立場になれば焦ってしまうこともあるでしょう。

それもそのはず。
自分がこれまで住んでいた部屋から運ぶ予定の荷物がすべてなくなって
これから新居へと思った矢先に積み忘れを見つけたら焦ります。

しかし、引越し業者のミスによる荷物の積み忘れを
黙ったまま自分で持っていくのは大きい荷物でしたら
難しいのでしっかりと業者に連絡を入れましょう。

時々、引越業者を見送った後に荷物の積み忘れに気づいた
けど黙ったまま自分で運んだという人もいます。

ただ、見積もり時に記載していた荷物であれば
追加料金などはなく業者の別の車両などが来て運んでくれたりするので
ここは伝えるのが一番です。

もし有料と言われたらもめることになりますが、
約款にもあらかじめ記載されていた荷物は運ぶ必要が
あることが明記されています。

そもそもなぜ、積み残しが起こるのか?

積み残しの原因として挙げられるのは、記事のはじめにも
あげた通りあくまで引越しのプロも人ですし、作業員ごとに
仕事レベルのばらつきもあるので人為的なミスは起りえます。

また、近年多くの業者が活用している「ポケコン」通称、容積換算計算機という
機械に頼りすぎたことによるミスです。

この計算機はどんな機能があるのかというと、
段ボールや荷物のサイズを入力することで容積換算してくれる機械です。

一括見積もりサイトで行なわれる見積もりの際には
この容積換算計算機が主に使用されています。

荷物の量によってトラックの大きさも変わってくるため、
ネットのみで実際の荷物を見てもらっていない状態の場合には
トラックに荷物が入りきらなくて置いていくことになることもあります。

また、積み残しだと思ったら自分がその荷物も依頼していた
と勘違いしている場合もあります。

新居に持っていく予定ではなかったけど、当日になって持って
いきたい荷物があった場合などは追加料金が発生することになるので、
自家用車があって全然運べる軽い荷物の場合でしたら自分で運ぶといいでしょう。

自家用車がない人は
近隣の徒歩圏内での引っ越しなら台車などでも運ぶことが
できますが、遠方への引っ越しなら宅配便などを利用するのが得策です。