7月の引っ越しについては
安いと思っている人が多いのではないでしょうか?

実際に7月の時期は閑散期に入っているので、、
春頃の繁忙期と比べると、とても安く引っ越しをする事ができますよ。

しかし、7月の時期は閑散期とはいえ、
引っ越しをするタイミングによっては、料金に大きな差が出ることもあります。

どういう事なのかというと、7月の初旬までは
6月と同じく安い時期ですが、7月中旬から下旬には夏休みが始まるので、
家族引っ越しの需要が増えていく事で日によって大きく料金が異なります。

この記事では7月引っ越しの基本的な料金相場から
7月の後半の引っ越しでも簡単に料金を安くするコツを紹介しています。

7月の引っ越し費用相場は安い?それとも高い?

冒頭でもお伝えしたとおり、
7月は閑散期の時期なので、基本的には引っ越し料金を安く抑えられます。

とはいえ、後半になってくると夏休みが始まって
引っ越しの予約件数が増えていき、繁忙期並みの料金が提示される場合もあるのです。

7月は気温が暑くなってくるので
引っ越しをしたくない人が多いと思われがちです。

それにより、安いと思われていますが、
7月20日頃の夏休みが始まるタイミング以降は
引っ越し予約をする人の数が増えて料金が高くなるので注意が必要です。

ちょうど7月から8月頃に引っ越しを考えている人で
子供がいる家庭であれば、なるべく夏休み中に引っ越しをしたいと考えています。

8月と比較すると気温は高くありませんし、
転校が必要になる離れた場所への引っ越しなら新しい土地で少し慣れさせてあげたい。。。

このように考える親が多いからこそ、
自然と引っ越しの需要は多くなるのです。

7月の相場が基本的に安いこと、後半になると高くなっていく事を
お伝えしましたが、ここからは単身や家族引っ越しでの
7月の引っ越し相場について見て料金相場を知っておきましょう。

7月単身引越しと家族引越しの費用相場を業者ごとに紹介

7月の引っ越しをする際の距離と世帯別の
引っ越し料金の相場について業者ごとに調べてみました。

こちらの金額は通常の平日を対象としています。

私自身が引っ越しの見積もりを取った結果と当サイトへ寄せられた
アンケート結果を元にして料金相場を紹介しています。

近距離(約50km未満)
引越し業者      単身引越し1R、1K  家族3人引越し 2LDK、3LDK

サカイ引越センター  45535     81536
アリさんマークの引越社 46521    80687
アート引越センター  33253     76529
ハート引越センター  31851     69157
アーク引越センター  30975     64257

中距離(約200km未満)

引越し業者      単身引越し1R、1K  家族3人引越し 2LDK、3LDK
サカイ引越センター  62574     139587
アリさんマークの引越社 59871    140219
アート引越センター  54851     121479
ハート引越センター  42597     76129
アーク引越センター  41329     79524

長距離(約500km未満)

引越し業者      単身引越し1R、1K  家族3人引越し 2LDK、3LDK
サカイ引越センター  79521     172514
アリさんマークの引越社 82612    185213
アート引越センター  59923     125123
ハート引越センター  61417     112587
アーク引越センター  62369     116971

7月の引っ越し料金は見積もりで安くなる

7月は中旬以降は家族の引っ越しが増えていきますが、
実は単身引っ越しの需要も少し増えてきます。

春に引っ越しを済ませた学生さんや新社会人が
自分の住む物件に不満を持ち、住み替えしやすいタイミングでもあるのです。

また、会社員であれば7月に人事異動などが理由で
引っ越しをする事になる人もいるので閑散期の割には料金が高くなってしまいます。

そのため、海の日の祝日や7月20日以降の夏休み時期に入ってくるまでの
引っ越しをするとお得な料金で引っ越しがしやすいですよ!

上で紹介した引っ越し料金の相場はあくまで目安であり
どの日に引っ越しをするのか、距離の長さ、荷物の量で金額が変わってきますよ。

それでも、長距離の引っ越しではアリさんマークが185,213円で
ハート引越センターが112,587円と約7万円以上も変わる場合があるのです。

サカイ引越センターやアリさんマークなどが
ハート、アーク引越センターより安くなる事もあります。

なぜかというと、引っ越し予約の埋まり具合によっても
見積もり価格に違いが出てくるためです。

だからといって複数の引っ越し業者にこちらから電話をして
見積もりをしていくのはとっても面倒ですよね。

こちらを解決するのが無料で使える一括見積もりサイトです。

あなたが引っ越しを検討している日の引っ越しで
一番安く抑えられる業者を見つけることができます。

7月に引っ越しをする時のメリットは何?

・7月の初旬であれば6月並みの安さ!

3月から4月までの繁忙期と比較すると
大体30%以上は安くなる業者がほとんどです。

7月の海の日の祝日、学校の夏休みが始まるタイミングまでなら
料金を安く抑えて引っ越しする事ができますよ。

・7月は賃貸物件も安く契約できる

不動産業界も7月は基本的に閑散期となりますので、
安く契約できる可能性が高くなる時期です。

4月頃までに契約が決まらなくて空室のままの
あまり人気がない物件であれば賃料も大きく下げていたり、
敷金や礼金もゼロになってくる物件も多いです。

ただし、かなり安くなっている物件は
人気物件ではない場合がほとんどですから内覧をすると
微妙と思われる物件が多いかもしれません。

7月は売れ残りの掘り出し物件を狙うのも一つの手段ですが、
繁忙期ではありませんから良い物件でもフリーレント付きで募集している事もあります。

フリーレントを付けてくれている物件は
契約から1カ月の賃料がタダになるので契約の初期費用も抑えられるのでお得ですね。

7月引っ越しをする場合のデメリットは?

・とにかく暑いのでハンカチやタオルは必須

7月は日によってはかなりの気温になる事もあります。
熱中症にならないための水分補給や、汗を拭かないと
身体が冷えてしまい体調を崩す原因にもなります。

汗をかいたら水分補給と、ハンカチやタオルで
汗を拭くように気をつけましょう。

・梅雨が明けていない事も多い

沖縄や奄美は梅雨明けが例年早くて6月末ぐらいには
梅雨明けになる事が多く、7月の引っ越しに問題はありません。

一方で2019年の気象庁HPの予測では、
ほとんどの地域が7月18日から28日頃の梅雨明けを予測しています。

実は梅雨が明けていないタイミングでの引っ越しになるので、
6月と同じく自分で梱包する荷物についてはしっかりと
濡れても家電や家具が壊れたり濡れたりしないように気をつけましょう。

・7月の海の日以降の土日は料金が上がりやすい

2019年でいうと海の日は7月15日(月)です。
その次に来る土日は7月20日(土)21日(日)です。

このタイミングになると繁忙期並みに高い料金を提示される可能性が
あるのでなるべく早めの引っ越しをおすすめします。

もちろんこの日程しか難しければ
せめて当記事下にあります引っ越し料金を
安くするコツを参考にしてください。

・エアコン工事の予約も忘れずにしよう

熱中症のリスクもある7月の引っ越しでは
引っ越し先でスムーズにエアコンが使用できるようにしましょう。

7月は梅雨が明けていないタイミングなのと
夏の暑い気温によってエアコンの取り付けの依頼も殺到します。

7月から8月にかけて工事業者の予約が難しくなります。

引っ越し業者でエアコンの取り外し、取り付けができるなら
なるべく早めに依頼をしておくといいでしょう。

7月の引っ越し日で安い日はいつ?

ここからは具体的にに7月で引っ越し料金が
安い日はいつなのか、高い日がいつかを紹介します。

7月の引っ越しで料金が安くなる日は?

・7月1日(月)~5日(金)
・7月8日(月)~12日(金)
・7月16日(火)~19日(金)

これらの日程は全て平日ですし、閑散期のためとても安い
引っ越し料金になりやすい日です。

また、土日については
第1土曜日と日曜日である7月6日、7日は安いです。

7月13日(土)~7月15日(祝日)は3連休なので、
予約件数が増えやすいので料金が少し高くなりますがそれでも
繁忙期と比較すると7月19日までの期間であれば3~4割引きになります。

梅雨が明けていない事により、雨の日が多い事や
そもそも引っ越しをする人が少ないタイミングなので料金が安くなります。

7月の引っ越しで料金が高くなる日は?

・7月20日(土)~31日(水)

7月20日からは多くの学校が夏休みに入ります。

家族引っ越しの需要や、学生の単身引っ越しが急増する事で
見積もり料金が繁忙期レベルになる事もあります。

6月~7月前半までの閑散期の料金と比較すると
約2万円~6万円は料金が高くなる事が予測できます。

7月引っ越し価格を安くする3つのポイントは?

平日の仏滅や赤口を狙うと安くなる

引っ越しの料金は荷物量や距離だけではなく、
お客さんの需要による予約件数の多さによっても大きく変動するものです。

そのため、7月19日までの平日の月曜日から金曜日は
特に安い料金になりますし、その中でも赤口や仏滅の日柄を選択すると
数千円安くなる事もありますよ!

7月2日、7月3日、7月9日です。
7月19日は仏滅の金曜日ですが、翌日から夏休みの時期に入るので
そこまで日柄によっての料金は反映されません。

複数の業者に見積もりをとる

複数の業者に対して引っ越し料金の見積もりを
するかしないかで多くの人が5万円以上安く引っ越しする事が出来ています。

これだけの金額の値下げがあれば
新生活に必要な家具や家電などの購入費用に使えます。

自宅への訪問見積もりをしてもらうと、
業者は即決してくれたらいくらまで
下げますよ。と言ってきますが注意が必要です。

自分が納得できない金額を提示された場合には
2社、3社ぐらいには聞いて判断するのがおすすめです。

予約は早めにしておこう

引っ越し日の1カ月前ぐらいまでに予約するのがベストです。
業者もトラックや人員の手配を行いやすいからです。

ぎりぎりになると希望日で予約を取れない、
もしくは料金が高くなる可能性がありますので注意しましょう。