6月の引っ越しは繁忙期の時期に比べると
かなり安く引っ越しをする事ができる時期だと言われています。

そうは言っても、「6月の引っ越しは本当に安いの?」
また、「梅雨の時期でも家具や家電を安全に運ぶことができるかが心配。」
「引っ越し料金はどうせ安い時期なら1社のみ見積もり」すればいいのかな。

このような事を疑問に思っている人は多いのではないでしょうか。

引っ越し費用の相場が安くなるのは
春の引っ越しシーズンが落ち着いて、不動産賃貸の業者も
引っ越しの業者も閑散期になり、一気に人の移動が減少することによるものです。

間違いなく6月の引っ越し費用相場は安いですが、
安く安全に引っ越しをするためにはいくつかのポイントがあります。

この記事では、6月に引っ越しを考えている人が
すぐに実践できる引っ越し料金を安くする方法や安全な引っ越しのコツを紹介しています。

6月の引っ越し費用相場は安い?

6月の引っ越し費用の相場としては、
3月から4月の繁忙期に比べると極端に人の移動が減って
びっくりする程安くなります。

引っ越し業者にとっての閑散期になり、6月の引っ越しについては、
1年の中でもトップクラスに安い時期ですよ!

引っ越しをする人が少ない時期ですから、
複数の引っ越し業者が予約を埋めるために必死になって、
業者間での競争が激しくなります。

それによって見積もりによる値下げ幅も大きくなるのです。

6月の相場が安い事を伝えましたが、
単身や家族引っ越しでの6月の引っ越し相場について見てみましょう。

6月単身引越しと家族引越しの費用相場を業者ごとに紹介

6月の引っ越しをする際の距離と世帯別の
引っ越し料金の相場について業者ごとに調べてみました。

近距離(約50km未満)
引越し業者      単身引越し1R、1K  家族3人引越し 2LDK、3LDK

サカイ引越センター  43561     78251
アリさんマークの引越社 45213    75891
アート引越センター  34259     79261
ハート引越センター  27512     63625
アーク引越センター  28597     54182

中距離(約200km未満)

引越し業者      単身引越し1R、1K  家族3人引越し 2LDK、3LDK
サカイ引越センター  61525     134351
アリさんマークの引越社 57587    129137
アート引越センター  62157     135219
ハート引越センター  49251     85179
アーク引越センター  46253     79524

長距離(約500km未満)

引越し業者      単身引越し1R、1K  家族3人引越し 2LDK、3LDK
サカイ引越センター  85251     153561
アリさんマークの引越社 75891    145291
アート引越センター  67259     113597
ハート引越センター  53961     91618
アーク引越センター  57214     93513

近距離50km未満での引っ越し相場でも
5社の比較をすると同じ条件でも2万円以上の差があります。

中距離での家族引っ越しでは、アートが135219円で
アークが79524円で最大55000円も安い事が分かりました。

こちらはあくまで相場であり、エアコンの取り付けや取り外しなどの
オプションを付けると金額が変わったり、引っ越し予約をする日程により
大きく金額は異なります。

例えば上記に記載しているサカイ引越センターやアート引越センター、
アリさんマークの引越社などのCMでもよく見るような大手の会社は
最初に提示する金額は高い場合が多いです。

やはり、広告宣伝にお金をかけていますし、
人件費もかけていますから当然とも言えます。

しかし、他社との相見積もりをしている事を伝えると
びっくりするほど安い金額を提示してくれる事も多いのです。

なぜ、安くできるのでしょうか。

実は、多くのスタッフさんを抱えているという事は
1件の引っ越しでの利益が少なくても、大量の件数の予約を受けて
大きな利益を獲得する事ができるからです。

中小の引っ越し業者が安い場合もあれば、
意外にも大手がかなりの安い金額まで下げてくれる場合もありますよ。

じゃあ、複数の業者に見積もりをしていきたい所ですが、
1件1件連絡するのは面倒です。

そんなときに便利なのが無料で使える引っ越し一括見積もりサイトです。
あなたが引っ越しをしたい日程で複数の業者に見積もりを依頼する事ができます。

見積もりをして比較する事で最大5万円以上安い引っ越しが
実現できるので損をしないために活用する事をおすすめします。

6月引っ越しをする場合のメリットは?

・引っ越し料金がとにかく安い

年間を通してトップクラスに安い時期なので
繁忙期と比較すると大体30~40%程度は安くなります。

また、引っ越し業界の閑散期なので、
業者はなんとか予約を埋めて少しでも利益があれば予約して欲しいと
考えています。

そのため、予約の申し込み状況によっては
かなりの値下げ幅が期待できます。

繁忙期とは違って予約は取りやすいですし
6月の引っ越しは比較的おすすめできる時期です。

・6月は賃貸物件が安く契約できる事も?

賃貸物件についても6月は探す人が少ない時期なので
不動産屋も閑散期となり暇な時期に入ります。

退去する人が多い時期も入居希望者が多いのも春なので
その時期を過ぎてくると暇になってしまうのです。

ほとんどの社会人や学生などは
4月までに契約をして引っ越しています。

それにより、賃貸物件の数は減っていき、
5月、6月頃には物件の空室数は少なくなっている状況になります。

空室の数も少なくなっていて、不動産屋さんに部屋を
探しにくる人が少ない時期だからこそ安い契約が出来る可能性がある

5月にも契約が決まらなかった部屋などで
相場より賃料が数千円安くなったりする事もあります。

敷金や礼金がなくなったり、とてもいい契約条件の
物件と出会える可能性は十分にありますよ。

ただし、入居希望者が少ない時期だからと言っても、
もちろんいい物件からなくなっていきますから、いい部屋があれば
抑えておくといいでしょう。

そして、予約が取りやすい6月の引っ越しでお得に引っ越しましょう。

6月引っ越しをする場合のデメリットは?

・梅雨の時期なので荷物の物損が不安?

梅雨の時期だと雨がたくさん降りますので、
家具家電の物損リスクが考えられます。

もちろん晴れの環境の方が安全な引っ越しが
行ないやすいですから6月引っ越しのデメリットと言えるでしょう。

しかしながら、6月は繁忙期と異なって
スタッフも落ち着いて作業を行いやすい時期です。

あとで問題にならないように、引っ越しのプロ集団である
引っ越し業者は安全を意識して作業をしてくれます!

6月引っ越しで注意すべき事は?

1年の中でも特に雨が降りやすい梅雨の時期の
引っ越しですから、もし雨が降った場合の事も考えて準備が必要です。

自分達で梱包をする際にはPCやデジカメ、その他の家電や家具などが
故障や汚損しないようにちょっと雨に濡れても大丈夫な梱包をしましょう。

また、荷物を搬入する中で新居の床や壁が濡れる可能性が考えられます。

部屋や荷物が濡れた時にすぐに拭けるように
タオルや布を準備して

6月の引っ越し日で安い日はいつ?

閑散期の引っ越しでも料金が高くなる日も
安くなる日もありますので6月引っ越しの料金の特徴を知っておきましょう。

6月の引っ越しで料金が安くなる日は?

・6月3日~6日
・6月10日~13日
・6月17日~20日
・6月24日~27日

これらの日程は全て平日ですし、閑散期のためとても安い
引っ越し料金になりやすい日です。

6月3日(月)と6月27日(木)は平日とは言っても大安です。
お日柄が良い日なので人気が高くて料金はどうなるのか気になる人も多いでしょう。

しかし、6月は閑散期という事もあり、
平日の大安であれば、そこまで高くなる事はありません。

6月の引っ越しで料金が高くなる日は?

・6月1日(土)~2日(日)
・6月8日(土)~9日(日)
・6月15日(土)~16日(日)
・6月22日(土)~23日(日)
・6月29日(土)~30日(日)

もっとも高くなりやすいのが土日+大安となります。
6月の場合には6月9日(日)、6月15日(土)です。

平日の中では毎週金曜日は他の平日と比較すると
少し金額が高くなりやすくて、21日(金)は大安なので
混雑状況によっては高額になるでしょう。

6月引っ越し価格を安くする為のテクニックは?

平日の仏滅を狙うとかなり安くなる

6月は業界全体が閑散期になりますので、
土日や大安の日を避けることで引っ越し料金は安くなります。

その中でも、平日で仏滅の日の場合には
お日柄も良くないと言われる日であり、平日なので
引っ越しをする人が少ないため予約件数がもっとも少ない日です。

予約件数が少ないからこそ、業者は料金を下げてでも
申し込んでほしいと考えます。

ただし、6月14日の仏滅は金曜日なので、
土日も使って引っ越しをしたい人に人気はあります。

早めに予約をすると安くなる

閑散期に入っている6月の場合には
日程が決まったら早めに引っ越し予約を入れることで安くなる場合があります。

複数の業者に見積もりをとる

引っ越しの見積もりを複数業者にわざわざ連絡して取るのは大変です。
そこで便利になるのが一括見積もりサイトです。

そもそも安い時期である6月の引っ越しが
複数業者への見積もりによってさらに激安価格に下げることができます。

一括見積もりをした人としていない人の
引っ越し料金の差額は平均でなんと5万円以上です。

損をしないためにも活用するといいでしょう。

オプションも値下げ交渉が行いやすい

大きな家具や家電などの不用品処分、
エアコンや洗濯機などの取り外しや取り付け。

このような引っ越しの中で必要になる可能性があるものは
業者でオプションサービスとして用意してくれています。

6月は閑散期なのでこういったオプションも
これを付けてくれませんか?という交渉も通りやすく安くなる事があります。

6月は閑散期でとってもお得な引っ越しが可能!

雨が降ってしまいやすくて引っ越しする時期としては
微妙に思っている人もいるかもしれません。

上記で説明したように引っ越しのプロがやってくれますし
業界にとっては予約が少ない時期なので丁寧な仕事をしてくれやすいです。

エアコンの取り外しや取り付け、洗濯機の取り外し、取り付けなどの
オプションも料金を安くしてくれやすい時期です。

7月に入って中旬以降になると、学校が夏休みに入るタイミングになり
家族引っ越しなどの予約件数は増える傾向があります。

なるべく6月中の引っ越しか、7月だと前半の引っ越しが
料金は安いのでおすすめです!