引越しの作業中に大切な荷物が紛失。
つまりなくなってしまった場合にはどうすればいいのでしょうか。

そんな事あるわけないでしょう。って思うかもしれませんが
実は引っ越し作業中に物がなくなるという事はよく聞く話です。

ただ、荷物の紛失の場合にはその荷物が本当にあったのかという
証拠がないと補償を受けることは難しいです。

荷物紛失の場合に引越し業者がどういう対応をするのかは確認しておきましょう。

契約内容の紛失に関する事項をしっかり確認

業者によりますが、荷物の紛失に対して
補償対象にしている業者も存在しています。

ただし、この場合にも荷物の写真を撮っておくことが
必要など、証明できるものが必要にはなってくるようです。

大手の引っ越し業者は特に補償内容も充実している
ことが多いので契約書を確認したりスタッフさんに聞いてみるといいでしょう。

荷物の紛失は保険適用がないため盗難扱いになる

荷物がなくなっても業者は補償するのは難しい事を
分かって頂けれたかと思います。

しかしながら、嘘ではなく本当に荷物がなくなっている場合には
はっきり言って盗難扱いの事件になります。

荷物を紛失した場合に考えられるのが
・前の家で積み忘れてきた
・トラックから荷物の降ろし忘れ
・そもそもなかった

この3つが考えられます。

では、前の家で搬出作業をして荷物をすべてトラックに積んで
もらったことを確認して、新居での積み下ろしの忘れなどが
ないことも確認しました。

そして、その荷物が確実にその日にあった自信や証拠が
あるならそれは盗まれた可能性も否定できない状態です。

ですが、引越し業者のスタッフを疑っても
そんな事を認めたり補償する事はないので警察に被害届を出すのが通常です。

紛失したことをどうやって証明するの?

もし、あなたの大切な荷物がなくなったとして、
その荷物が作業中になくなったのかを証明するのは
とても難しいです。

細かい1点1点の荷物まで引越し作業で確認はしていないからです。
もちろん大きい家具や家電ならリストに入っているので紛失の
証明は簡単ですが、大抵の荷物は証明するのは厳しいでしょう。

荷物の紛失があったら業者に対して補償をお願いしたい
ところですが証明できなければ業者も対応しようがないのが実情です。

荷物の紛失があった場合には後々とても大変なので、
なくなってしまったら困るもので貴重品のものに関しては
自分で運ぶことをおすすめします。

また、引越し後の荷物の確認はできるだけすぐに行いましょう。
できれば業者のスタッフがいるうちに荷物の確認をして紛失して
いるものがあればすぐに責任者に話すといいでしょう。

もしかしたら業者と引越し作業時の事を振り返ることで思い出せるかもしれないからです。

いざという時に証明するなら写真を撮っておく事や
物を入れた箱に番号をふるなどしてできるだけ荷物の紛失を防止しましょう。