何らかのサービスを申し込む時に気になるのが
もし、申し込んだ後に事情が変わってキャンセルをした場合に
どうなるのかという点です。

それでは、引越し業者に引越しの依頼をした後に
キャンセルをする場合にはどのくらいのキャンセル料が
発生するのか、またキャンセル料がかからないのはいつまでなのか。

多くの人が気になっているポイントについて解説していきたいと思います。

引越し約款に記載している事項を参考にしよう

引越し約款とは何なのか?あまり日常生活で「約款」という言葉を
聞くこと自体ないと思います。

約款は一体なんなのかというと、特定の取引に関する
契約の詳細事項が書かれている書面を意味しています。

引越しにおける約款でメインとなるものは
標準引越運送約款と呼ばれるものですが、これは引っ越し業者と
消費者のトラブルを防止するために平成2年に作成されたものです。

引越しの約款には見積もりが無料である事や、
前金や手付金などが必要ない事が明記されているため

業者が口にしている事をすべて信用してはいけません。

キャンセルはいつまで無料なのか

キャンセル料についても約款に記載されていまして、
実は100%などの多額のキャンセル料は必要ありません。

引越し予定日の2日前までのキャンセルは無料
引越し予定日の前日のキャンセルは見積もり運賃の10パーセント
引越し当日のキャンセルは見積もり運賃の20パーセント

ただ、引越しの当日や前日でも、
ひどい天候不良で例えば台風などで引越しが困難な場合などは、
当日に引越しの日を延期したりすることもあるでしょう。

この場合にはキャンセル料はかかりません。

上記の条件である当日、前日のキャンセル料がかかるのは
依頼主側の都合によるキャンセルの場合だけになります。

キャンセルは個人的都合による日程変更も入るので、
引越しする日を変えるかもしれない予定があれば
引越しの2日前までに変更を伝えておかないとキャンセル料が発生します。

もし、不安な人は依頼する際にキャンセルについても
質問して聞いておく事をおすすめします。