家を借りようと思ったら、まず気になるのが家賃ですよね。

家賃をたくさん払えばいい部屋に住めるのは分かっているけど、
部屋に収入の大部分を使ってしまうと生活が大変になってしまいます。

一般的に家賃の目安は年収の25パーセントや、月収の3分の1と
言われたりしていますが、実際のところどうなのでしょうか?

給料や年収から考える家賃の目安は?

自分の毎日の生活で使用する部屋は快適な
方がいいに決まっていますが、収入とのバランスがとても大切です。

上で挙げた家賃の目安ですが、月収の3分の1は20年や30年前
から言われている家賃の目安となる基準です。

ちなみにここで言う月収は手取りの収入のことですが、
生活スタイルによっては3分の1の賃料では生活がしんどくなる場合もあります。

なぜなら、携帯やインターネットなど昔はなかった
固定費がありますし、消費税などはあがっているのに
収入は増えるどころか減っている状況が続いているからです。

その場合には4分の1に近づけていくと生活もしやすくなりますが、
賃料が安くなることで物件も古くなり、狭くなっていくので女性の
場合には生活費を削ることを考えた方がいいかもしれません。

ここで、手取り収入の3分の1を家賃として
借りた場合の生活費の例を出してみます。

給料が21万円として、手取りが18万円。
18万円という事は月収の3分の1の場合には6万円のところに住みます。

生活するには家賃以外にも様々なお金が必要になるので
例として紹介していくと

家賃60,000円
電気・水道・ガス 10,000円
食費30,000円
携帯10,000円
ネット4,000円
交際費20,000円
日用品10,000円
衣類5,000円
美容院5,000円
交通費10000円

上記のような生活費の内訳の場合には、合計で164,000円となり
貯蓄を16,000円することができます。

食費は30,000円と書いているので
自炊もしっかりとやらないと難しいでしょう。

しかし、毎月かかってくる生活費の内訳は
一人一人大きく異なり女性なら化粧品代がかかったり、
会社の人と食事に行く機会が多いけど割り勘なら結構なお金がかかります。

年収の25%で家賃を考える方法もありますが、
ボーナスが出る会社に勤めているのであれば毎月余裕がなくても
ボーナスで補うという考え方もあります。

およその生活費を計算して家賃を決める

一人暮らしをした事がない人の場合には生活費を
計算する事は難しい事かもしれませんが、計算できる費用もあります。

それがこちらの費用です。
・携帯代
・インターネット、
・交際費
・趣味
・車所有の場合には維持費、ガソリン代

もし、趣味で習い事をしていたり、友人と飲みに行く事が多かったり、
恋人とデートでお金を使うなどしているなら、家賃以外にどのくらいの
お金が必要なのかを想定することができます。

できるだけ生活費を想定する際には、多めの金額を見積もっておくことで
生活を始めてからこんなはずじゃなかったという事にならないのでおすすめです。

一人暮らしをする場合には毎月少しの金額でもいいから貯蓄を
することで急にお金が必要になった時に困らずにすみます。

まずは、自分の現在の生活スタイルを思い出しながら
大体の生活費を計算して毎月貯蓄したい金額を足しましょう。

給料からその合計金額を引いたのが家賃に使えるお金という事になります。