新しい生活場所での市区町村役場に転入届は出したものの、それで
通常の郵便物まで新しい住所に届けられるわけではありません。

各種ダイレクトメールについて。必要なものは自分で各企業に
住所変更の旨を伝えるしかありませんが、それでも旧住所に届いてしまう
郵便物もあるでしょう。

では、郵便物を確実に新住所に届けてもらうには一体どんな手続きを
とれば良いのでしょうか?

郵便局に対しての「転居届」って何?

郵便局には、各事業所に「転居届」というハガキを用意しています。
これは裏面に旧住所と新住所を書きこむハガキで、切手は不要です。

記入後に最寄りのポストに投函しておけば、あとは他の手続きをしなくても
記入した「転送開始希望日」以降は、旧住所に届いた郵便物が新住所に
転送されるようになります。

ただ、転送期間は基本的に「届出日」から1年となっています。再度
申請をすることでさらに1年、期間を延長することができますが、郵便局としては
早めに差出人への新住所の周知を行うことを推奨しています。

何を提出するの?書き方はどうすればイイ?

先の項でもご紹介したように、転居届に必要な書類は、全国の郵便事業所に
置かれているハガキ様の「転居届」書類です。

書き方はフォーマット通りに書いていけばOKなので、難しいことはほとんど
ありません。

日本郵便のHPにも、手続きに関する詳細な説明が掲載されているので
そちらを参考にすると間違いありません。

どのタイミングで手続きをすればイイの?

通常、転居届はポストに投函されてからその旨が郵便局に登録されるまで
3~7営業日を要するとあります。

ですので、○月15日に引越しをして新居に行く予定であれば、○月7日には
転居届を投函しておくことがベストです。

そうすれば、引越し日である○月15日を転送開始希望日にしていても、
登録が間に合って、引越し当日から新住所に郵便が転送される確率が
あがります。

また、転居届には「お客様控」という番号があり、この受付番号をきちんと
控えておけば、転居届の受付状況を確認することも可能です。

インターネットで手続きしたいんだけど…

郵便の転居届は、もちろん今現在では「インターネット」で申し込むことも
可能となっています。

日本郵便のHPで「日本郵便トップ > 郵便 > 転居・転送サービス 」と辿れば
インターネットでの転居・転送サービスについて申請することが可能ですよ。

忙しい人にはこのサービスの利用をおススメします。手軽に転居の申請が
できますよ。