新築のマンションへ引越しをする場合には、
他の築年数の経過しているマンションとは違うことがあります。

新築マンションは完成してからの入居開始日を
決めて不動産会社に募集を入居開始日の2~3か月前ぐらいに行う事が
多く、入居開始日前後は入居者が一斉に引越しをします。

こういった新築物件ならではの気をつけるポイントが
あるのでここでいくつかご紹介していきたいと思います。

入居開始日に近い週末は一斉入居で混雑

新築物件だからこそ、入居開始日に近い日から住みはじめたい
という人は多いので最初の週末などはとても混雑します。

そのため、マンションの駐車場やエレベーター、建物付近の
道路はかなり混雑してしまいます。

同じ時間にエレベーターを利用する場合には荷物の
配送間違いが起きる可能性もありますし、なかなかスムーズに
作業が進んでいきません。

通常は幹事会社指定の業者を使う場合には
スケジュールを細かく組んで、1日の引っ越し数を
決めてスムーズになるようにしている事が多いです。

最近では、大きいマンションの募集の際に
幹事会社指定の引越し業者のみをご利用くださいという
物件は増えてきています。

入居募集の会社指定の引っ越し料金は高い?

新築マンションの入居者を募集する幹事会社が
指定をしている引越し会社に依頼をした場合には
料金は相場と比較した時は高いのでしょうか?

こちらについては、他の業者と相見積もりを
とったりした時にはほとんどの場合指定会社が割高になります。

指定の会社という事で入居者も提示した金額の
まま依頼する人もいるので結構な強気の金額設定をしている事が多いです。

ただ、どうしても高いと思ったら、
他の業者に見積もりを依頼して見積もりをするといいでしょう。

幹事会社指定の業者にするメリットとデメリットは?

指定をされた業者に依頼するメリットは
やはりスムーズに引越し作業を行う事ができることです。

一斉入居は建物周辺から建物内部まで混雑しますが、
同じ業者が引越し作業を行うことでスケジュールの調整や
スムーズな作業の計画をきちんと練って頂くことができます。

デメリットとしては、相場よりも高い金額になる事が多いことです。
物件によって他業者に依頼できる場合と基本的に指定業者に依頼して
もらう事が原則で他業者に依頼する際にはプラス料金を支払わされる
こともあります。

このあたりは物件の契約前にもよく確認しておくと
後々の混乱を防ぐことができますよ。

また、他業者に依頼した時にはマンションのエントランスやエレベーターなど
の養生をはがされて貼りなおしたり、時間を幹事会社から決められたり
と余計な手間やストレスになる事も多いでしょう。

養生をどこまでやるのか確認する

もし、幹事会社指定の業者以外に依頼可能だった場合、
料金が安いという事で他業者に依頼する事もあるかと思います。

この時に気をつけるのが養生の範囲はどこまで
かという点になります。通常幹事会社の指定する
業者であれば準備万端で養生していることが多いです。

しかし、他業者に依頼した場合には養生を
はがされることもありますので自分の住むマンションでは
引越し中にどことどこを養生しておく必要があるのか
業者のスタッフにあらかじめ伝えることで当日のトラブルを防止できます。

養生はマンションの床や壁などを保護して
傷や破損が起きないようにするためで新築物件では
よく使用されています。

部屋の中身を確認しておこう

新築マンションに引越しをしたら、部屋の中に汚れや
傷などがないかを確認しておきましょう。

この時に直してもらいたい大きな汚れや傷などが
あった時には写真で撮っておくと入居者がつけた
傷などはない事が証明できます。