アパートやマンションなどでは、電気をずっと
送電している部屋もないわけではありませんが、
通常、電気は自分で開始の手続きをしなければ送電は始まりません。

わーい引越したー!あれ?電気つかない!なんてことにならないために
ライフラインの手続きはきっちりやっておきましょうね。

手続きをしないと使えませんよ!「電気の引越し」を忘れずに

一般的に、電力会社のHPには「引越しをするときは」というコーナーを
設けています。

そこでは、引越しをするために電気の利用を停止する場合、また引越しを
してきたために電気の利用を開始する場合の案内が丁寧に書かれています。

運よく電気の検針日などと引越しが被って、切り良く送電を停止・開始することが
出来る人もいるかもしれませんが、ほとんどの人は停止月と開始月は日割り計算
での利用料金の発生になると思います。

この場合、基本料金が2重で必要なので、通常より電気代の支出が増えるかも
しれませんので、そのことを頭に入れておきましょう。

前の住居の電気の停止はいつすれば良い?

こちらは日本一の利用者数である
東京電力の場合ですが、一例として挙げておきます。

東京電力では、引越しの予定日が決まり次第、事前に東電への連絡を
するようにとなっています。

連絡内容は「(利用停止をする)住所・契約者の名前・お客様番号
・引越し日時・引越し先・支払方法」としています。

これらのことを連絡すると、東電のサービス員が契約住所へ訪問し、最終分の
電気使用量を確認するようです。

ちなみにこれらの連絡事項は、電話やインターネット窓口、FAXでも受け付けて
いるということです。

新住所での電気の利用開始はいつすれば良い?

先述の例と同様ですが、東電の場合では、使用開始は引越しをした本人が
部屋内にあるブレーカーの主電源をONにすることによって使えるように
なります。

その後、電気が点いたら部屋のポストに入れてあったり、ドアノブに付けてあったり
する「電気使用開始手続書」に契約者の氏名と使用開始日を書き入れ、ポストに
投函すればOKです。

このハガキが見当たらない場合は、電力会社に直接連絡をする必要があるよう
です。

こちらの手続きも、インターネットやFAXで申し込み可能です。

事前にインターネットや電話、FAXで申し込みを
していた人は、ハガキによる申し込みは不要です。

日割りの支払方法ってどうなってる?

引越し日まで、または引越し日からの電気の利用料金は契約内容に基づく
日割り計算で行われるのが一般的です。

そしてその料金の支払いについては、口座引き落としやクレジットカード払いの
場合はこちらからの引き去りになります。

そうでない場合は払込票での支払いになることが一般的ですね。

電気の利用開始をした場合は、口座引き落とし・クレジットカード払いも
手続きが完了するまでは払込票での支払いになるのが通常です。