部屋探しをしたことがあるなら、フリーレントという言葉を
聞いたことがある人も多いはず。

以前は事業用の物件などでちらほらあったフリーレント適用の
物件が居住用の物件にも少しずつ増えてきています。

私は関西の不動産会社で営業をしていたことがありますが、
1Kタイプや1Rタイプの物件でフリーレントをつける物件が多かったという印象があります。

このフリーレントとは一見すると、お得なのでこれを条件に
部屋探しをしている人も見たことがありますが良いことばかりでは
ないので注意が必要です。

ここではフリーレントとはなんなのか?
その意味とメリットやデメリットについてまとめていきます。

そもそもフリーレントの意味とは

フリーレントとは何かというと、契約以降の1か月から3か月程度の
賃料が免除されて無料にしてくれるという契約です。

今は賃貸物件も空室が埋まりにくくなっていて
借りる人の数に対して物件がたくさんあるので
家主も色々なメリットを打ち出そうと最近増えてきています。

賃貸物件の契約時には敷金や礼金に加えて仲介手数料と
初回に住みはじめてから1か月分または2か月分の家賃を
前家賃として支払うことが多い。

ですが、このフリーレントが適用されている物件だと、
前家賃が1か月免除されて無料になるので7万円の家賃の物件なら
初期費用でかかるお金がそれだけ安くすむということです。

フリーレントに交渉することはできる?

フリーレントの意味が一般的に知られていく中で
交渉をしてフリーレントにならないですか?と言う方も
増えていますが、フリーレントが募集条件にない状態から
交渉してつけることはなかなか難しいです。

募集段階でフリーレントがないのであれば
交渉する時に賃料を下げてもらうように交渉して
もらう方がいいでしょう。

私の経験では築5年以上経っている物件であれば
1000円から3000円程度まで下がることが多く、
このあたりの下げ幅は物件の周辺環境や、部屋の広さ、設備、
人気がどうかなどで家主も決めていきますので様々です。

初期費用が安くなるのがメリットだけど、デメリットも?

フリーレントがついている物件なら初期費用が安くなることが
メリットだということをお伝えしましたが、メリットばかりではありません。

大抵の場合、契約時の契約書や重要事項説明書の中に短期解約の際の
違約金が賃料の1~3か月分(フリーレントの金額と同額)設定されて
いる事が多いので短期解約するかもしれないような単身赴任や一時的な
転勤などで住む人には全然お得にならないこともあります。

また、退去時のハウスクリーニングなどの条項も
他より厳しい条件の内容がかかれていることもあるので確認しておきましょう。

新築のフリーレント物件がお得?

私が不動産業界で働いていた経験からですが、
新築のマンションなどは募集開始の時には敷金、礼金が1か月や2か月分それぞれ
かかってくるのが通常です。

最初は何もお得な条件ではないのに、2か月か3か月経過して空室があると、
借りてもらうために、敷金、礼金をゼロにして、さらにフリーレントを
つける物件をたくさん見てきました。

こういった場合に、例えば極端に日当たりが悪かったり、周辺環境の治安が悪い、
部屋が狭すぎるなどの条件ならあまりおすすめできませんが、条件が良くても
新築は最初にできるだけ早く満室にするためにフリーレントを適用することがあります。

不動産屋さんに行って新築物件を探すとタイミングが良ければ
こういった物件に出会うことがあるかもしれません。