「向こう三軒両隣」なんて言いますが…
引越し前の挨拶はするべき?

昔から、引越しの挨拶は「向こう三軒両隣」には
しましょうなんて言っていますがこのご時世。

あまり個人情報を知らない人に開示はしたくないもの。

でもやっぱり円滑なご近所付き合いを始めるには、
引越しのご挨拶はした方が良いのでしょうか?

引越し前の挨拶って必要なの?いつするの?

引越しの際の挨拶には、転居先の近隣への
挨拶だけでなく、退去の際の挨拶もあります。

ではこの2つの挨拶は具体的にどうすれば良いのか、
またなぜ必要なのかをご紹介しますね。

○退去する際の挨拶…引越しは大きなトラックを道に停めることになったり
家財道具の運びだしなどで、少なからず「大きな音」がしたり、近隣に迷惑を
かけることがあります。

ですので、こうした引越し時の迷惑が
トラブルになることを避ける目的もあって挨拶をしておくのです。

退去前の挨拶は通常、引越しの
前日か当日の朝までには済ませておくのがベターです。

お休みの日に引越しをする際は、業者のトラックが停まることで、道路の使用に
迷惑をかける可能性も高いので、きちんと事前に挨拶をしておくことが肝心です。

○引越し先への挨拶…新しい居住地での近隣への挨拶は、出来たら引越し当日の
業者トラックが来る前、遅くても翌日中には済ませておくのが吉です。

もし引越しをする前に新居を訪れる機会があるなら、事前に「○日に引越して
きます、当日はご迷惑をおかけします」などという一言があるかないかで
それからの暮らしが随分変わってくるはずですよ。

挨拶するならどこまでの範囲ですれば良いの?

冒頭でも「向こう三軒両隣…」と書きましたが、新居での近隣の挨拶は
できたら両隣にはしておいた方が良いでしょう。

向こう三軒両隣とは、自分の家の両隣の2軒、そしてお向かいさんとその
両隣の3軒(計5軒)という意味です。

マンションなどでは上下の騒音問題がトラブルになることもあるので、
自分の部屋の上下にも挨拶をしておくと良いかもしれません。

ただ、現在は防犯の観点からも、1人暮らしの場合はあまり挨拶を
して回らないのが都市部では一般的になりつつあります。

もし1人暮らしでも挨拶をしておいた方がイイかな…と思う人は、マンションの
管理人さんや大家さんが同じマンションにいれば大家さんに、自分の部屋の
両隣と上下階の人のことを聞いて、挨拶をした方が良さそうだという人であれば
挨拶をするというスタンスでも良いでしょう。

家族連れの一軒家であれば、今でも引越しのご挨拶をするのは
通常ですので、その場合はにこやかにご近所へ挨拶をしておくと良い
でしょう。

挨拶品などのギフトは必要?人気の商品は何?

最近では、引越しの挨拶も大体的にすることはないので、
手ぶらで挨拶回りをする人も増えてきているようです。

ただ、相手が管理人さんや大家さん、自治会長さんなどである場合は
簡単な焼き菓子などを携えると印象は良いでしょう。

他にも、近隣住民への挨拶であれば、お菓子は好き好きがあるので
石鹸や洗剤、実用的なタオルなどがよく選ばれているようですよ。