引越しの「日」を決めるには?やっぱり縁起の良い日にするのが良い?

冠婚葬祭の行事を催す際に日本人が気にするのは昔ながらの「六曜」です。

慶事は大安吉日に、弔事に友引は避ける…
なんて若い世代でも耳にしたことはありませんか?

今回はこの「引越しとお日柄」についてご紹介していきます。

引越しの時期を決めるには?

引越しの業者の多忙のピークと言えば3・4月です。しかも3・4月のお日柄の良い
日となると数か月前から引越しの予約が埋まっているというのもよく聞く話です。

ただ、六曜であまり良くないと言われる日でも、時間帯に気を付ければ
問題ないこともあるので、移動の日が予め決まっている人は時間帯を
気を付ければ良いでしょう。

やっぱり気持ちの良いスタートには「お日柄(六曜)」って大切?

日本人が気にする六曜ですが、どんな意味があるのか詳しい人は
多く居ません。ですから、とりあえず「大安なら」と大安にしようとする人もいます。

しかし、先にも述べましたが、時間帯に気を付ければ大安でなくても問題なく
引越しなどの行事は行えます。

・先勝…積極的に物事に取り組むと良いと言われる日。時間帯は午前が吉。
・友引…何かをするに当たっては正午が凶とされているので、引越しなら
午前か午後遅くが良いでしょう。
・先負…意味合いは先勝の逆なので、行動を起こすのは午後が吉です。
・仏滅…何をするにも凶と言われる日なので、できたら引越しも避けた方が良い
でしょう。
・大安…万事大吉の1日です。引越しにも最適な日和でしょう。
・赤口…一般的ではありませんが、実は祝い事全般に大凶の日です。
ただどうしてもこの日に引越しをしなければならないなら、
11~13時の間は吉なので、その時間帯を狙うと良いですね。

また、六曜だけでなく、日付として4か8の日は、物事のスタート(新天地で
新しいことを始める)として最適と言われています。

ちなみに4の日とはただ4や8の日と言うのは…
・4の日…4、13、22、31
・8の日…8、17、26
になります。

引越し料金が安くなる日なんてあるの?それはいつ?

普通に企業として考えると、引越し料金が安くなる日というのは
「トラックやスタッフが余っている暇な日」です。

しかし、これを一般人が知ることはなかなかできませんよね。

ただ、一般的に引越し業者が暇になりやすい時期と言うのは毎年
決まっています。

月で言えば、春の引っ越しシーズンが落ち着いた4月後半~7月にかけて。
もっと詳細に言うと梅雨時期の6~7月は引越す人が少なくなる閑散期と
言えます。

予定が自由になるなら、この時期に引越しをすると予定より安い見積もりが
取れるでしょう。

日付と言うと、大体の人は月末まで前の家の契約があって、月初から新しい
家と契約をしているので月の中旬の平日(土日はやはり依頼者が多いので)に
依頼が出来れば、結構な額を節約することが可能ですよ。

六曜なんて気にしないよ~!と言う人で、比較的時間に余裕があるのであれば
梅雨時期の平日で、仏滅や赤口の日を選ぶと3~4月の土日で大安の日と
比較して半額ほどになることだってあるのです。